去年だったか、週刊ポストに掲載されていた長嶋茂雄へのインタビュー記事で、長嶋が「オーナーは、新聞がつぶれても巨人軍はつぶさないと言ってくれている」と、言っていた。あの方（長嶋）のことだから、ウソはないだろうと思う。ってえことは、渡辺恒雄にとって、ジャーナリズムよりもジャイアンツの方が大事だってことで、ジャイアンツを中心として自分の目の届く範囲が彼にとっての「野球界」なのだ。だから、ライブドアなどというどこの馬の骨とも分からん奴に、丹精込めて築きあげた箱庭を荒らされたくないのだ。
　ついでに1リーグ制について書いておく。
　小生は2リーグ制の方がいいと思う。しかし、並列関係の2リーグではなくて、入れ替え制の発生する垂直関係の2リーグがいいと思う。ま、Jリーグ方式と言えばそれに近い。ただこの場合は、コミッショナー（側）に相当の実権がないと成立しにくいだろう。根來氏は公正取引委員会時代に、新聞に対してかなり批判的な人だったから（なぜそんな人が「野球界」のコミッショナーになったのかは謎だが）、ナベツネとは正面から対決してほしい。
　贔屓のチームが強くなるとファンも増え、より一層力も入るが、その比例関係は永遠には続かない。一部のチームだけが優勝する戦力をもち、毎年のように優勝するのなら、ファンの思い入れは肩すかしとなり、つまらなくなって離れていくものが多くなってくるはずだ。適度な競争環境がないと、いずれ野球そのものが廃れていくことは明らかであろう。

　民主・岡田は「白紙にして議論し直せ」と訴えているらしいが、ちょっと待て。国会が始まるときに有効な対案を示せなかったのは民主党の方だったはずだ。それだけで、陰の内閣（影とも言えん）のレベルが知れようというものだ。だから、小沢は栗を拾いたくなくて、辞める口実に未納を出したのだろうとワシは思う。ま、辞めない「いかん○き」よりは結果的にまし、かもしれん。
　世間話を国会で何時間も話すぐらいなら、もっときちんと対案を示して反論したらどうかね。おばはん。国会の運営は俺たちの税金で賄われているんですぜ。そういうことに思いを致さない議員に、納税者が票を投じる必要はない。
　ただ、選挙で落ちてただの人になる可能性がある国会議員より、のうのうと甘い汁をすっている霞ヶ関官僚の方が悪どいかもな。小泉にはこのへんの構造改革をやって欲しかった。

　うちのカミさんだって知っている公務員の兼職禁止を知らないはずはない。どの面さげて「知らなかった」などと言えるのか。「ウソ」をつく、ということが政治家の最も卑しい行為であるという常識がこの国に根付くには、どれほどの時間がかかるのだろうか。
　なんて書くとかっこいいが、人間として最低だよ、岡田！

　まず、これを読んでくれ。
　「ビジネスPC(Mate/VersaPro)、プリンタ(MultiWriter/MultiImpact/漢字ラインプリンタ)をお使いのお客様は121コンタクトセンターをご利用ください。商品ご購入の相談から、・・・」
　わしは、このコンタクトセンターに電話をかけた。比較的すぐに繋がったので、さすが“国民機”製造会社、と思ったが、その後がいかん。

　わしは仕事で使う（ったって、小企業規模だから大きな顔はできんが）予定のノートパソコンを調べていて、121wareのホームページを見ていた。で、某機種がよかろうと思って、今度はビジネスサイドの「8番街」とかいうHPにアクセスしたのだが、どの機種が同等機なのか分かりにくかったため、探す時間より聞いた方が早いし確かだろうと、その8番街の問い合わせ先が載っているページから、121コンタクトセンターに電話したわけだ。
　もう一度記すと「商品ご購入の相談から」とあるので、わしは疑いもせずに、121wareに掲載されている某機種と同等の機種はどれになるかを聞いた。そうしたらだ、・・・
　「お答えできません」ときたもんだ。しかもその言い方の冷たいこと。わしは“これって音声合成されたコンピューターの音かいな”と思ったほどだ。（それならそれで、“NECもなかなかやるわい”となるかも知れんが・・・ありえんな(^^ゞ）
　ま、個人用とビジネス用は販路が違って、しかもオープン価格だから、答えられないということらしいのだが、それならば、なぜ、冒頭のような表現が、8番街のHPの方に存在するのか？　
　機能の差について再度聞いてみたのだが、再度「お答えできません」と抑揚のない音声。「それは答えられない、答えちゃいけないことになってるんですね」と尋ねると、その女性は素直に「ハイ」とお答えあそばされた。
　普通、こんな会話の中で素直に「ハイ」と答えるサポートは珍しい。彼女はそうは思っていなかっただろうが、この回答は、ユーザーによけいな情報は与えるべきではないというNECの意志を証明してしまっている。大企業になればなるほど、隠す体質になっていくのは避けられないものなのだろうか。
　わしは1991年からNECのパソコン(9801だ)のユーザーだが、今、NECが三菱自動車の二の舞にならなければよいが、と大変心配しておる。
　関係者がもしこれを見たら、すぐに改善するように。何をかって、HPの表記と、サポートの教育をだよ。
　「お答えできません」と冷たくあしらうような社員教育をやっているようでは、ユーザーの心は離れていくに決まっておる。せめて。「申し訳ありませんが」とか、ユーザーの立場を考慮した言葉、あるいは抑揚を心がけよ。でなければ、すべて合成音声にしてしまったほうがましだ。

　だいたい、記者の質問に「いい人だった」などと浪花節ではぐらかす小泉の胡散臭さ。お世話になった社長の墓参りに行きたかったらしいが、行けなくなってしまってさぞや残念だったろう。
　勤務実態のない会社員なんて、俺たちなら即リストラだね。
　『満場の悪人諸君！』と、刑務所の慰問で収容者たちに呼びかけたのは確かチャップリンだったか。本当の悪人は、議事堂にいる。

　4／12の報道ステーション、官邸からの記者リポートで、「事件の解決にはアメリカの協力が必要」などと話しておったが、本当に協力されたら、拘束された人たちが「物言わぬ姿」になって解決してしまうのではないかと危惧するのは私だけか。記者の言葉に何か他人事のような、薄っぺらな感じがしてならない。あの記者は本当にそう思っているのだろうか（そうだとしたら記者失格だと思う）。

　それにしても（予想していたことではあるが）、古舘はうるさい。「報道ステーション」ならぬ「リングサイドステーション」の呼び名を授けよう。

　何がって、秘書を身内から出すことはやめよう、という、至極もっともな（といっても今更ながらだが）話に、どこかの党は反対しておるのだと。ま、何をどういいわけしても、それは恐らく、秘書からの「寄付」がなくなると、党の維持・運営に支障が出るからであろう。
　企業からの献金はやめさせよう、というのは理解できる。政治を国民のものに取り戻すためには、個人からの寄付だけにしようというのは分かるのだが、それを逆手にとって、身内や党員から搾り取るだけ搾り取ろう、という魂胆が透けてはいないか。そんなことはない、と関係者からは反論されるだろうが、ない事を証明するのはとんでもなく難しいのだよ。逆に、ある、ということを証明するには、身内（元も含む）から一人、告発者が出れば済んでしまう。そのことは肝に銘じておいたほうがよろしい。だから、ほとぼりが冷めるまで、じっとしているのが最良の策だろう。
　おもしろいことに、この党の不倶戴天の敵とも言える●明党は、すでに身内を秘書にしない取り決めがあるんだとさ。
　今日の教訓＝「李下に冠を正さず」

　裏金づくりに忙しい官僚って、存在意義があるのか？　税金を裏金にした奴には、極刑をもって遇したい！！！　ま、ワシは死刑廃止論者なので、極刑とは死刑ではなく、一生税金だけを生み出すような労働をもってあてるというのが筋かな。
　神戸の児童殺人事件で、男性Aが仮出所した、というニュースが報道されたが、あえて予言しよう。その人物の所在を追って、週刊○潮や○ライデーなどがアホな競争をしているに違いない。それも「読者の知る権利にこたえる」とかなんとか言ってだ。男性は心をやられるに違いない。肉体を殺されるより、精神を殺される方がなんぼつらいか分からん。

　今週号の『週刊サッカーマガジン』の「オマーン戦、私はこう見た」で、湯浅健ニ氏が私と同じような（と言ったら湯浅氏は迷惑だろうが）ことを書いていたので、うむ、見ている人は見ている、と勝手に納得した。ま、あそこにボールが行く、ということ自体、湯浅氏は神のおかげと言っているが、それを呼び込んだのは俊輔自身だと、私は解釈している。入籍した日だったしね。

　俊輔のPKを「失敗」と報じている（表現している）マスゴミが多かったな。結果として失敗したかも知れぬが、ワシはロイターの「中村のPKが相手GKの攻守に阻まれるなど」という書き方に一票を投じる。
　ついでに言えば、最後の場面、小笠原が前線に放り込んだボールを相手DFがヘッドでクリアしたが、その次の瞬間の模様を例えば日刊スポーツは「そのボールがMF中村の右スネ、相手DFに当たって・・・」と書いている。ロイターは「相手DFのクリアミスを中村が拾い」と報じている。ワシはこれもロイターの肩を持つ（俊輔の肩を持つ、かな）。
　繰り返し流されるテレビ画像を見ていても、とっさに出した俊輔の足だが、ワシには、前方左にいる久保を意識のウチに置いていたように見えるからだ。
　ロスタイム、という言葉もそろそろやめたほうがいい。記録には残らない時間帯だし、ここは英語でいう「インジェリータイム」を使った方がいいと思う。最近、やっと一部のアナウンサーが、パンチングをフィスティングと言うようになったし、報道側も、そろそろ世界標準に合わせて欲しい気がする。伊東君、いかがかな。（←某誌編集長。私とは面識なし(^^ゞ）

　それにしても、マスゴミ（誤植に非ず）の騒ぎようはなんとかならんのか。牛丼だけが食べ物ではないし、これが例えば米だったら理解できる。ワシの職場にも牛丼命なやつがおるが、そいつにしたって、何かは食わなきゃならんのだから、代替を探すまでだ。
　どうせ騒ぐのなら、日本の食糧自給率、どの分野で米国への依存度が高いのか、食の安全とは何か（飼料の問題はあるにせよ、食肉部分には基本的にはプリオンはないらしいし）、政治屋の役割は、などなど、もっと突っ込んで欲しいと思う。
　これがマックなら、もっと騒ぎになったんじゃなかろうか、と考えてくると、食料におけるアメリカの覇権主義だって問わねばなるまい。
　しかし、こうなると、捕鯨の再開が必要ではないのかね、日本は。江戸のからくり人形も復活するだろうし（意味の分からない人は置いていく(^^ゞ）、捨てるところのないと言われる鯨を徹底利用したほうが、自給率のみならず、各種産業も発展するに違いない。
　食肉のコストアップは我が家の家計に直接響いてくるはずだし、牛肉が生活の糧になっている方々の苦しさを、永田町や霞が関は分かっているのだろうか？

　たまたま早く帰った日、小学生の息子がトリビアの泉を観ていた。早く寝ろ、と思いつつも、ちょうど映されていたネタは、ベルバラ時代のパリは糞尿だらけだった、というものだった。おいおい、それって有名な話じゃないのか。しかも回答者の芸能人たちが「へぇ〜」をいっぱい押している・・・。夜中にやっていたころは、もっとマニアックで楽しかったが、これじゃ、アホレベルの測定番組になってる。タレントってことば、本来は才能という意味なのに。
　あとでこどもに聞いた話だが、別のネタでは、ミツバチの巣に敵が侵入してきたとき（スズメバチだったらしいが）、ミツバチは熱を出して殺す、というのもやっていて、「これ、ぼくだって知ってたよ」と得意そうに報告してくれた。うん、お父さんも知ってるよ。きっと10年ぐらいこの番組が続いたら、そのころは、「ハチミツは、・・・・・ミツバチが作る」（へぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇ〜・・・）、てなことになってるだろうよ。

　深夜帯で面白いからといって、視聴率稼ぎにゴールデンなどに進出させても、こんどは毒がなくなってつまらなくなるケースが時々見られるが、でぶやはまぁ大丈夫だろうが、ジャンクスポーツがトリビアなみにつまらなくなったら、オレ的にはやだなあ。

　七五調のタイトルになってしまったが、ワシが言いたいのは、先遣隊だろうが、本隊だろうが、来られる方からすれば、どちらも「自衛隊」であり、それはすなわち軍隊だということだ。日本の報道は、本隊が行くか行かないかでまったき天と地ほどの開きがあるように騒いでいるが、そんなものは日本の中だけの話であり、諸外国（とくにイラクの人々）からみればそんなことは関係ない。「アーミー」は「アーミー」であって、たとえ小火器といえど武器を持った職業的軍事遂行機関が来ることに違いはない。
　相手からはどう見えるか、この第三者的視点がない報道なぞ、屁の突っ張りにもならん。両者の言い分を公平に報じることは、マスコミの第一歩、いろはのい（という記者モノドラマがあったな）ではなかったのか。
　この件に関しては、関係者の反論を期待したいが・・・。

　つーことで、Kさんにブックマークしていただいた。無機質なモニターのむこうがわに、確かな人の息づかいを感じることが出来ることは、このうえなく嬉しい。Kさん、こちらこそありがとうございます。
　人は、独りで生きているわけではないことを証明してくれたような気がして、年寄りの愚痴にも意味が出てこよう。
　しかし、システムが新しくなると、年寄りにはついて行けない部分が出てくるので、これもいつまで続くやらだ。

　他者にはどこまでも厳しく、身内には甘いどこぞの党の党首は、いったい何を考えておられるのやら（カンがえてなぞいない）。
　ウソをつくというのは、欧米では最大の恥と捕らえられる。それが国会議員をやっていて、しかも議員は辞めないと言っているなんて、アンビリーバブルだろうなあ。嘘を付くつもりはなかったというのであれば、こう言おう。そんな人生の大事な事々を簡単に忘れ去るような人間に国会議員を任せておくわけにはいかない。自分のことすら忘れるようなら、まして選挙民のことなどすぐに忘れてしまうに違いないから。

　ここに登録したとき、あわてておったものだから、取り急ぎ「愚者の楽園」とつけたのだが、たまたまググッてみたら、まったく同じタイトルの日記が、このDiary Noteに存在することが判明した。耄碌したまま登録したのである。（どっちがどっちだ）
　よくよく考えてみれば、愚者の楽園などというフレーズがないほうがおかしいと気づく。だが、普通、ネットへのID登録では、重複しないようにシステム側で処理するだろうから、「そのタイトルは登録されています」と出てもよさそうなものなのに。といいわけする。
　なにはさておき、桐生悟さん、ごめんなさい。おわびに（ならないかもしれないけど）お気に入りに登録しますm(__)m

　コンファームすることは、小生にとっての職業病のようなものなのに、今回に限っては忘れたことにえらくショックを受けているのである。

　小生も、ボケにちかづきつつある年齢だが、それでも自分の出た大学の名前くらい覚えておるぞ。◎◎の講義をしていた教授の名前は忘れることもあるが（身を入れて講義を聞いていない証拠。大学生だったら当たり前という話もアリ）。
　当時の弁護士の名前も忘れたらしいから、今やその弁護士が本当に実在するのかどうかさえ怪しい気がする。
　それだけ忘れるのなら、若年性(すくなくとも老年性ではない)アルツハイマーの検査を受けたほうがいい。
　テレビでどこぞのリポーターが言っておったそうだが、国会開会期間中に本来の仕事を差し置いて海外へ行く（旅行ではないにしても）のだから、行っている間の歳費は返却すべきだな。それとも、これっていわゆる「有給休暇」に当たるのか、あるいは業務上の出張に扱われるのか・・・。
　私らのようなサラリーマンなら、どちらにしても一発でリストラの対象になりうるやも知れん。

　某国会議員が学歴詐称していたという話だが、だいたい弁護士に任せたというなら、その弁護士を会見させれば済む話だ。それをしない、あるいはできないのはなぜか？　
　アメリカの大学は、入ることよりも出ることのほうが難しいというのは、「常識」ではなかったのか。そんな簡単に卒業させるようなことは無いだろう、と思っていたら案の定だ。
　民主党の議員たちは脳天気な奴が多い。ま、菅も昔から中身のない「空き缶」と呼ばれていたというから、推して知るべし。あんなに犯罪者を出す政党というのも聞いたことがない。

　朝、満員電車に乗ったら（って、またこの話かい）、となりに厚化粧の中年婦人が居合わせた。こちとら少々風邪気味で、鼻も効かなくなっているのだが、濃い化粧のにおいに矢も楯もたまらず、なんとか体を移動させて避難した。
　会社の入っているビルに、同じようなおばさんがいるのだが（そう言えば最近見ないな）、私は密かに「サリンおばさん」と名付けている。そのぐらい強烈だという意味だ（もっともサリンは無臭らしいし、サリンの被害者には申し訳なき仕儀だが）。同じエレベーターにでも乗ろうものなら、目的階に付くまで息を止めていなければならぬ。一緒になりそうな時は、わざと1台遅らせる。
　あれって、ファンデーションの臭いなのですかね。無粋なオヤジにはよく分からぬが・・・。
　ひとさまに迷惑をかけないように、と躾を受けてきた身には、少々理解しがたい。

　毎朝毎晩の痛勤電車で嫌なことはいろいろあるが、今日はイヤフォンからの音漏れだった。
　20歳あたりの、茶髪、サングラス（風めがね？）、デイパック、ニットキャップの兄ちゃん（いまどき掃いて捨てるほどいるが）のイヤフォン（耳掛け式のヘッドフォン）から、シャカシャカと、結構な音量で漏れてくる。仏教徒でもあるまいし、シャカシャカと五月蠅いことこの上なし。
　ヘッドフォンステレオが流行してからというもの、難聴の若者が増えたらしいが、さもありなん。通りを流す車からのウーハーの響きもそうだが、小さい音を認識できなくなっても困らないのだろうか。
　古舘の声を着メロ(?)にするCFがテレビで放映されているが、彼のうるささが象徴なのかもしれない。でも、満員電車で、彼の着こえが聞こえたら、その携帯を持っている奴をぶんなぐってしまうかもしれない。

　暴力は犯罪です。(^^ゞ
　しかし、てめえ一人で生きているから他人は関係ないという意識なら、他人が作った洋服やギアも使うなよな。てめえ一人で生きていきたいのなら、無人島にでも行けってんだ。
　だいたい、他人と他人から作られたんだろうが、おまえも俺も。